発達障害の彼や彼女の恋愛感情や気持ちを理解しよう

発達障害(アスペルガー症候群)の彼との恋愛に疲れているのに一生懸命付き合ってませんか?別れようかと思ってもなかなか分かれられず、だけど幸せになれないような気がしているんですよね。そんな女性にアスペルガー症候群当事者が気付いた事をご紹介します。

何故いつもいつも自分が優先?発達障害の恋愛観を考える

発達障害な彼や彼女がいつも自分優先で、相手の事なんてほったらかし・・・。

 

こんな人すごく多いんですよね。

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どうしても相手の立場や気持ちを考えにくい発達障害な彼にとって、彼女が何を望んでいるか?を考える事が少ないのが原因なのです。


発達障害は自分の事ばかり

そういう訳じゃないんですが、そう思われる事は少なくありません。

 

ここらへんが定型発達とアスペルガーの恋が難しいと言われてしまうところなのかもしれませんが、相手の事も気遣っているつもりなのです。伝わらないけど・・・

 

一つの事に集中してしまうとその事しか見えなくなってしまうのはアスペルガーの特徴です。

 

恋愛と同じくらい興味がある事が出来てしまうと、そっちのけで趣味に走ってしま事も少なくありません。

 

しかしそんな中でも自分では

 

「淋しいだろうからここら辺で止めとこう」

 

なんて考えているのですが、何せその時間配分がおかしいんですよね。

 

デートをしていても話す事は興味のある事ばかり。

 

二人のこれからなんて話題をしても聞いているか聞いていないか分からないような返事しか返ってこない事もあるはずです。

 

結局自分の好きな事にしか興味がないと思われてしまうのですが、厳密に言えば

 

好きな事をする時間を割いてデートをしているのが優しさ

 

だと思っているのです。

 

きっと逆なんですよね、普通は・・・


好きな事を上手く分ける事が出来ない

自閉症スペクトラムには過集中と呼ばれる問題があります。

 

これは好きな事に対して過度に集中してしまうという意味なのですが、この集中度合いは半端ないんです。

 

食べる事やお手洗いも忘れてずっとし続けてしまうくらいなのですから、回りからみれば大丈夫?と思ってしまうはず。

 

同時に恋をしていると、恋は恋、好きな事は好きな事と分ける事が難しく、結局自分の気持ちが傾く方に多く時間を使ってしまうから彼女からすると不満を感じてしまうんですよね。

 

しかしこればかりは、何度言っても理解しあえない部分なのではないでしょうか。

 

理解しあえないながらも発達障害の人は結構気にかけているんですよね、本当は。

 

発達障害な彼や彼女がいつも自分を優先してしまうのは、ある意味仕方のない事かもしれません。

 

しかしあなたの事を考えていると気付けば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?